AC/DCの世界向けデビュー・アルバム。
(オーストラリアでは既に2つアルバムを出していて、そこからの厳選盤。)
デビューから変わらないなあ。
よくいえばブレていないというか、悪くいえば成長していない、というか。 けどちょっと遅めの曲が多いかな。どっしりとしたギターリフを聞かせる曲が多いという印象です。
1. It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'n' Roll)
有名曲。マルコムの強靭なギターリフで幕開け。
「バンドの頂点に達するためには長い道のりを乗り越えなければならない!」と歌う。 後に本当に頂点に君臨することになるわけだが。 間奏ではバクパイプとアンガスのギターソロがお互いを呼びかけ合うように鳴り響いている。
3. The Jack
有名曲。ブルース調だがライブでよく演奏され、盛り上がる。
一見、単にポーカーについて歌っているように見えるが、 「The Jack」とはオーストラリアで「性病」の隠語らしく、まあ要は「あいつに移された。」ということらしい。(笑) |
邦題、「悪事と地獄」。世界向けとしては2枚目のアルバム。
ここに書かれている曲目は世界向けに発売されたアルバムのものです。 国内版(つまりオーストラリア版)としても同名のアルバムを発表していて、そちらは若干曲目が違うようです。
基本的には1枚目と同じ方向性(というかこのバンドはずっと同じか)ですが、
ちょっとトラディショナルな、ブルース寄りの曲が多いかな。人によっては地味に感じるかも。 でももちろん1や5などAC/DCらしい攻撃的な曲もありますよ!
8. Ride On
AC/DCにしては珍しい、静かでぐっと聞き手を惹きつけるような曲。
歌詞もなかなか感動的です。 ボンのボーカルも魅力的。こういった曲でもきちんと歌いこなしてます。 3分40秒以降のアンガスのソロもいいですね!! |
邦題、「ロック魂」。いよいよ熾烈さを増してきた、AC/DCの3枚目。
毎度のことですが、ここにある曲目もインターナショナル版のアルバムのものです。
初っ端から飛ばしてます。息つく暇なし。
3や8など、ライブでとても盛り上がる超定番曲もありますし、 今回、スローで静かなナンバーが1曲もありません。攻撃的なアルバムといえるでしょう。
3. Let There Be Rock
有名曲。歌詞、曲構成、完璧!
ベースとドラムのみを従えた静寂な歌の部分から、 ボンが「Let There Be Rock!」と叫ぶとともにギターリフが入り、その後にギターソロが続く。素晴らしいです。 この上なくストレートだけどなかなか思いつくような曲じゃないよなあ。 個人的には2回目のアンガスソロが大のお気に入り。
8. Whole Lotta Rosie
有名曲。
曲のほぼ全体をギターリフ1本で押し通す、素敵な曲。
このギターリフは、AC/DCファンに対してのみならず、もの凄く有名です。 歌詞はボンが実際に体験した「衝撃的」な女性について。(笑) |