ミュージシャン


AC/DC [Wikipedia] [YouTube] [Amazon]
金太郎飴的ハードロック・バンド、AC/DC。
なぜ金太郎飴なのかというと、ブレないからです。
いつの時代もロックンロールしていて、大ヒットを飛ばす奇跡のバンド。
中でもボーカルのボンの死を乗り越えて発売された
「バック・イン・ブラック」は全世界で5,000万枚近くも売り上げ、世界で3番目に売れたアルバムとなりました。
主なメンバー
アンガス・ヤング
バンドのリード・ギタリストで、シンボル的存在。
ライブではスクールボーイスタイルでハチャメチャに動きまわる。よく体力が持つなあ。
マルコム・ヤング
アンガスの兄。リズム・ギター。
アンガスと違って目立つことはなく、黙々と、淡々とリフを弾いている。
ボン・スコット
バンドのボーカリスト。しわがれていて、それでいてセクシーな声が特徴。
大酒飲みだったが、それがたたり、80年に吐瀉物を喉に詰まらせ亡くなってしまう。
ブライアン・ジョンソン
ボンの後任ボーカリスト。もの凄いダミ声、金切り声が特徴。 ハンチング帽がトレードマーク。
フィル・ラッド
ドラムス担当。
一度脱退したが、「バンドのグルーヴに不可欠」とヤング兄弟の要請を受けて復帰した。
ディスコグラフィー
01. High Voltage
02. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
03. Let There Be Rock
04. Powerage
05. Highway to Hell
06. Back in Black
07. For Those About to Rock We Salute You
08. Flick of the Switch
09. Fly on the Wall
10. Blow Up Your Video
11. The Razors Edge
12. Ballbreaker
11. Stiff Upper Lip
11. Black Ice
1. High Voltage (1976)
AC/DCの世界向けデビュー・アルバム。
(オーストラリアでは既に2つアルバムを出していて、そこからの厳選盤。)
デビューから変わらないなあ。
よくいえばブレていないというか、悪くいえば成長していない、というか。
けどちょっと遅めの曲が多いかな。どっしりとしたギターリフを聞かせる曲が多いという印象です。
1. It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'n' Roll)
有名曲。マルコムの強靭なギターリフで幕開け。
「バンドの頂点に達するためには長い道のりを乗り越えなければならない!」と歌う。
後に本当に頂点に君臨することになるわけだが。
間奏ではバクパイプとアンガスのギターソロがお互いを呼びかけ合うように鳴り響いている。
3. The Jack
有名曲。ブルース調だがライブでよく演奏され、盛り上がる。
一見、単にポーカーについて歌っているように見えるが、
「The Jack」とはオーストラリアで「性病」の隠語らしく、まあ要は「あいつに移された。」ということらしい。(笑)
5. T.N.T.
有名曲。コーラスが「オイ!オイ!」と捲し立てる。 やたら重くてどっしりとしたリフも印象的。
8. She's Got Balls
こりゃまた直球なタイトルだなあ。(笑)
重いギターリフを従え、ボンが「シーズガットボールズ!!」と連呼。何なんだこの曲は。
9. High Voltage
好きな曲。Aメロで右から聞こえる高い音程のギターリフがお気に入り。
単純明快なサビもいい!
2. Dirty Deeds Done Dirt Cheap (1976)
邦題、「悪事と地獄」。世界向けとしては2枚目のアルバム。
ここに書かれている曲目は世界向けに発売されたアルバムのものです。
国内版(つまりオーストラリア版)としても同名のアルバムを発表していて、そちらは若干曲目が違うようです。
基本的には1枚目と同じ方向性(というかこのバンドはずっと同じか)ですが、
ちょっとトラディショナルな、ブルース寄りの曲が多いかな。人によっては地味に感じるかも。
でももちろん1や5などAC/DCらしい攻撃的な曲もありますよ!
1. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
有名曲。「安い金で薄汚い仕事でもなんでもやってやる」と歌っている。
2. Love at First Feel
ノリノリのシャッフル曲。
3. Big Balls
こりゃまたひどいタイトルだ。(笑)
歌詞でも「ビッグボール」と連呼。連呼しすぎてもはや何がなんだかわからない。
4. Rocker
勢いのあるドストレートなブルース曲。
5. Problem Child
イントロとAメロのギターリフ。
メチャクチャシンプルなのに何故こんなにいいんだろうか。
6. There's Gonna Be Some Rockin'
こちらもストレートなブルース曲。
8. Ride On
AC/DCにしては珍しい、静かでぐっと聞き手を惹きつけるような曲。
歌詞もなかなか感動的です。
ボンのボーカルも魅力的。こういった曲でもきちんと歌いこなしてます。
3分40秒以降のアンガスのソロもいいですね!!
3. Let There Be Rock (1977)
邦題、「ロック魂」。いよいよ熾烈さを増してきた、AC/DCの3枚目。
毎度のことですが、ここにある曲目もインターナショナル版のアルバムのものです。
初っ端から飛ばしてます。息つく暇なし。
3や8など、ライブでとても盛り上がる超定番曲もありますし、
今回、スローで静かなナンバーが1曲もありません。攻撃的なアルバムといえるでしょう。
1. Go Down
「Go Down」とは「下半身に向かう」という意味。ド直球なスケベソング。
サウンドはいかにもAC/DC!1曲目はいつも外しませんね。
2. Dog Eat Dog
「チャッチャッチャッ」というリズミカルなギターリフが印象的。
3. Let There Be Rock
有名曲。歌詞、曲構成、完璧!
ベースとドラムのみを従えた静寂な歌の部分から、
ボンが「Let There Be Rock!」と叫ぶとともにギターリフが入り、その後にギターソロが続く。素晴らしいです。
この上なくストレートだけどなかなか思いつくような曲じゃないよなあ。
個人的には2回目のアンガスソロが大のお気に入り。
4. Bad Boy Boogie
フィルのドラムがどっしりしていていいです。ギターリフをしっかり支えてますね。
5. Problem Child
インターナショナル版にあたり挿入された曲。なので前のアルバムと被ってますね。
7. Hell Ain't a Bad Place to Be
有名曲。Aメロのリフがすごい好き。
サビの終わりでちょっとタメた後、またこのリフが出てくる。魅せ方をわかってますね。
8. Whole Lotta Rosie
有名曲。 曲のほぼ全体をギターリフ1本で押し通す、素敵な曲。
このギターリフは、AC/DCファンに対してのみならず、もの凄く有名です。
歌詞はボンが実際に体験した「衝撃的」な女性について。(笑)

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